2016年2月27日土曜日

MINI CROSSOVERで横浜をドライブ(カメラショー&南武線ポスター展示)

この日は2件の用事があり横浜へ向かった。まずは父とパシフィコ横浜で行われるカメラショーの見学、次に赤レンガ倉庫で行われるバーミリオンさんの作品が展示される展覧会の見学という流れだ。

カメラはあまり詳しくないが、ニコン1 J2を使用している私としては持っていこうかな?と考えたが、持っていくのをやめて正解だった。かなりマニアックな世界で、すれ違う人たちは皆高そうな一眼レフを首から下げて歩いている。お姉さん目当ての人もいることはいるが、各ブースで撮影技法などの講演を行っていて多くの人がそれらに聞き入っており、モーターショーよりも遥かに真面目で専門性のある空間だった。カメラを持たずiPhoneで撮影していた私は完全に門外漢の様相でしかない。どの講演や展示してあるレンズの種類もさっぱりわからない私と父は、ポップなカラーリングのデジタル式ポラロイドカメラが気に入った。

父と別れ、私はバーミリオンさんの元へ。赤レンガ倉庫を訪れるのはスピッツ横浜サンセット以来だが、内部に入るのは意外にも今回が初めてだ。展示されていた作品は南武線PRに向けて制作されたポスターが数点ほど、まだ使用されていないものだそうだ。今後使用されるか未定のものということもあって、撮影は遠慮した。相変わらずの出来の良さで、非常に細かい部分まで拘って描かれていて鉄道への愛をひしひしと感じるのはいつもの通りである。鉄道の車体だけに限らず、ふと見ただけでは気がつかないようなネタも数多くちりばめられていて、遊び心も忘れないところがバーミリオンさんらしい。入場前はバーミリオンさんと少しお話をしたら横浜を散策して帰ろうかと思っていたが、なんと閉場近くまで滞在してしまった。他の方の展示も見てみると、商品化も夢ではなさそうな、なかなか面白いアイデアのものが多かった。美術大学の卒業制作とのことで、参加は任意なのだそうだが、このような公の場に展示する機会を設けてくれるなんてどれほど有り難いことだろうか。参加しないなんて勿体ない!

ここで、タイトルの通りドライブの時間となる。実のところ、横浜でのドライブは全く予定していなかったのだが、バーミリオンさんが少しドライブしたいと言うので、私が車を借りることにした。確かにこの快晴の横浜にいるのに長時間も屋内にいるのは辛いだろう。

タイムズカープラスをチェックしてみると、近くにMINI CROSSOVERがあった。特別仕様車のバッキンガムである。時間を合わせるために少しだけランドマークタワーショッピングモールで買い物を済ませていると、すっかり日が暮れてしまった。やっとシフトが終わったというバーミリオンさんを迎えに行き、横浜ベイブリッジを通って帰ってくる。僅か30分程度のドライブだったが、素晴らしい景色を堪能できてとても満足した。ずっと屋内で立ち続けていたバーミリオンさんも、横浜の街並を見ながら幾らか足を休ませられて一石二鳥?!

ちなみに、初めて朝から夜まで横浜にいたが、すっかりこの素敵な街が気に入ってしまった。

2016年2月22日月曜日

カーシェアリングの不具合対応に問題はないか

昨年11月27日に、タイムズカープラスのBMWを利用した。その際にエンジンがトラブルを起こしたため、返却後にタイムズにその旨を伝えたのだが、対応とその結果に疑問を抱いたのでここにまとめておきたい。


1. 減速する度に咳き込むエンジン

様子がおかしくなったのは、首都高を降りてからだった。交差点で減速する度に咳き込むように回転が暴れ、エンストしそうになる。減速して回転数が落ちる際に発生するので、試しに減速時にニュートラルにすることで凌いでいたが、右折しようとした時に思わずニュートラルにせずに停止したところ、ついにストンとエンストしてしまった。後続車がいたのでハザードをつけて先に行かせつつ、エンジンスタートを試みたら、何事もなかったかのように動き始めた。返却地まであと数百メートルというところまで来ていた。


2. オペレーターに症状の発生を伝える

タイムズカープラスに苦情の電話を入れると、事細かに症状を伝えた後になって、オペレーターはアイドリング・ストップ機能の有無を確認し始めて呆れた。私はアイドリング・ストップ機能がついていないことくらい知っているし、回転数が暴れると詳細に伝えているのに。オペレーターは過去に応対してくれた方と異なり慣れていない様子だったから、恐らく、アイドリング・ストップ機能を知らないユーザーが電話してきたときのためのマニュアルを参照しているだけなのだろう。ある程度は配備されている車の知識くらい覚えておけよと言いたい。そしてオペレーターはこう言った。「もうすぐ点検なので、その際に確認させていただきます」

もし私がこのBMWのオーナーだとしたらすぐにでも点検に出したいところだが、驚いたことに、交差点の真ん中でエンストするような車を明日以降も貸し出すつもりでいるらしい。実際に、私が返却した翌日以降も毎日予約が入ったままだった。次の利用者にエンストに注意するよう個人的に伝えたいくらいだが、車を離れてしまった以上、その方法はない。


3. 症状は改善されたか

2月12日に、もう一度同じBMWに乗る機会があった。驚いたのは、エンストする症状が直っていないどころか、悪化していたことである。富津岬を訪れて帰路の途中、またしても減速時にエンジン回転が暴れるようになってしまった。交差点で停止する度、10回に2〜3回はエンストする始末で、信号待ちの間に再スタートするのにすっかり慣れてしまった。なぜ改善されていなかったのか考えると、どうやら乗り始めて数時間経たないと発生しないような気がして、そのせいではないかと思った。短時間乗るだけでは、症状は再現できないのかもしれない。仕組みについては詳しくないので明確なことは言えないが...

このBMWは殆ど毎日のように利用されていて、走行距離も13万キロとかなり酷使されているから、機関にトラブルが起きていてもおかしくない。しかし他の日本車と同じように貸しているわけだし、何も知らずに借りた人が交差点の中央でエンストして、焦って事故に繋がるような恐れはあってはならないはずだ。故障しているかもしれない車を平気で貸し出すというのなら、今後の利用は少し気をつけなければならないなと思うほかなかった。


4. カーシェアリングとの付き合い方を考える

今回のエンジントラブルに限らず、カーシェアリングの車は殆どが前後バンパーに擦り傷があるし、酷い時はバンパーが歪んでボンネットとの間に隙間ができていたり、ドアが大きく凹んでいるなんてこともよくある。おまけにそれらは新車として配備されたばかりの車でも珍しくない。全く無傷の車はあっただろうかと思い返すが、記憶にないくらいだ。ちなみに半年前に配備されてすぐにバンパー中央が凹んだスイフトは、先日ステーションが廃止されるまで修理されることはなかった。また今回のBMWも、11月にはなかった大きな凹みが左フロントドアにできていて、とにかく目立っていた。


カーシェアリングは基本的に無人で運用している以上、有人のレンタカーより不具合のある車に当たる確率は上がるだろう(ただし経験上レンタカーも安心はできない)。それに、傷をつけられてその都度修理していたら、採算が厳しくなりそうでもあり、限界がある。そう考えると、カーシェアリングとはそういうものだと思って利用しなければならないと割り切るようになった。とはいえ、見るからに傷の多い車を利用するのは気分が良くない。特に、利用登録して初めて乗ったMINIのボディパネルが1メートル近くに渡って思いっきり凹んでいるのを見た時はさすがに悲しくなった。あの記憶は忘れられない。

誰も見ていないからと乱暴に扱われるカーシェアリングは、本当に市民権を得られるのだろうか。カーシェアリングが普及したら、街中を傷だらけの車が走り回ることになるかもしれないなんて、想像したくはない。

2016年2月21日日曜日

北海道Road Tripの記録 番外編

昨年8月25日から9月3日までの東日本ロード・トリップ、無事に東京に帰ってからの後日談も残しておきたいと思う。


1. 旅はまだ終わっていない

私が東京に戻ってからも、バイクに乗る友人2人はまだまだ北海道で旅を続けていた。予定では私より1週間近く長く北海道に滞在することになっており、レンタカーである私は料金が途轍もなく高額になるので、途中で合流して途中で別れるというスタイルをとったというわけだ。バイクは車のように長距離を連続して走ることが厳しいので、ペースが合わないのは仕方がなかった。

彼らのルートは私と似ているようで全く異なっていて、私が宗谷岬から駆け足で小樽まで降りてきたのに対し、2人はまたフェリーに乗って礼文島へ渡っている。また食に拘りを持つ彼らは、私がセイコーマートのお弁当生活を続けていたのとは対照的に、小樽では美味しいビールや料理などを堪能したようである。そして、さすがに疲れていたようで、テントを使わずホテル泊が多くなっていたらしい。後日会って話した時、「キャンプはキャンプ、ツーリングはツーリングと別々の方が良い」なんて話になった。計画している時に参考にさせてもらった、過去のツーリング記を綴ったブロガーの皆さんは、相当タフか、慣れているのだろうな。私も、今後車で旅をする時は車中泊旅行になると確信している。テントは楽しさ抜群でも、とにかく色々大変だ。 


2. 「北海道」の影響

旅を終えてからの私は、彼らの状況を気にする日々を送った。何となく、彼らもゴールしない限りは私自身も完全に旅が終わっていないような気がしていたからだ。数日後、無事にそれぞれが帰宅したという知らせを聞いて、私は一気に疲労が溢れ出し、風邪を引いて寝込んでしまう。旅をしている間は体調が万全な日々が続いて良かったのだが、やはり相当疲れていたみたいだった。

風邪が治っても、人生の一大イベントを終えてしまったことで心にぽっかりと穴があいたような気分で、何事にも力が入らずにいた。ドライブすら全くする気がしなかった。何せ、関東近辺で最も気に入っていたワインディング・ロードである西伊豆スカイラインでさえ、私の中でのランクがかなり落ちてしまっているのだ。街に出ても景色はまるで良くないし、なぜこんな混み合った狭苦しい世界で人々は暮らしているのか、北海道に帰りたいとまで思うようになった自分が少し恐ろしかったが、2人も同じように北海道に帰りたいと言っていたので、北海道の魅力にはまってしまう人たちは皆、誰もがこんな感じなのだろうか。

北海道に行ってから、「北海道産」に飛びつくようになってしまった。あの環境を実際に目で確かめたのだから、私自身が保証して買う。この釧路産牛乳なんて、私たちがキャンプをした場所のすぐ近くだ!


3. この記録について

記憶が鮮明なうちに、あの素晴らしかった旅の記録をブログに残しておこうと考えたのだが、書き進める気も起きぬまま、この後日談を含めて全て書き終えるには、半年近くが経った翌年の2月の下旬になるのを待たねばならなかった。記事の投稿日は、私のブログでの慣例にならって、その出来事が起きた当日に設定しており、実際の投稿日とは異なっているので念のため。この記事だけは、執筆したその日を投稿日としている。

書くのは凄く遅れたけれども、あの時の私が大量に写真に収めていてくれたおかげで、正しく時系列を追っていくことができた。もちろん簡単にあの出来事の数々が忘れられるはずもなく、写真を1枚見れば続々と派生して書きたいことが出てくるので、結果としてもの凄い長さの文量になったが、それだけ密度の濃い旅だったということだ。


4. 終わりに

最後に、旅の中で出会った人々、東京で心配し続けてくれた家族、一緒に旅をしてくれた友人に、ここでお礼を述べて終わりとしたい。あとインプレッサもね。何より、友人が私を誘ってくれなければ、この旅が実現することは遠く先の話になっていたかもしれない。北海道に行ってみたいなとは思っていたものの、背中を押してくれる結果となったのは間違いなく友人のおかげである。

この11パートに及ぶ長編は完全に私の自己満足ですが、もし全て読んでくれたという方がいるのなら...凄いですね。自分でも今後これらを全部読み返すことがあるだろうかと思ってしまうのに。

それでは、またいつか車で東北・北海道を旅する日が訪れることを願って。ひいては、その車が自分の大好きなマイカーでありますように。












<目次>
08/25 東日本Road Trip Part 1 東京〜酒田
08/26 東日本Road Trip Part 2 酒田〜大間
08/27 東日本Road Trip Part 3 大間〜日高
08/28 東日本Road Trip Part 4 日高〜士幌
08/29 東日本Road Trip Part 5 士幌〜釧路
08/30 東日本Road Trip Part 6 釧路〜納沙布・羅臼〜釧路
08/31 東日本Road Trip Part 7 釧路〜名寄
09/01 東日本Road Trip Part 8 名寄〜宗谷〜余市(前編)
09/01 東日本Road Trip Part 8 名寄〜宗谷〜余市(中編)
09/01 東日本Road Trip Part 8 名寄〜宗谷〜余市(後編)
09/02 東日本Road Trip Part 9 余市〜奥州(前編)
09/02 東日本Road Trip Part 9 余市〜奥州(後編)
09/03 東日本Road Trip Part 10 奥州〜東京
東日本Road Tripの記録 番外編

2016年2月12日金曜日

早起きをしよう、ただBMWと走るために

信じられないことに、目的地と乗る車が決まらないまま、ドライブの前日を迎えてしまった。延期しようかと悩んでいた時、Top Gearのとあるエピソードを思い出した。ジェレミーがメルセデスCLK Blackのレビューをするのに、夜明け前にロンドンを出発してウェールズに向かうというものだ。そこでジェレミーはこう視聴者に問いかけた。

「あなたは、ドライブをするために早起きをしますか。また、最後にそれをしたのはいつですか。行き先も決めず、ただ走るために。」(Series 11 Episode 2より)

私はこの言葉が胸に突き刺さった。まだ日が昇る前に、誰にも邪魔されずに、空いた道路を、車と対話するかのように走る。これこそ車の醍醐味なのではないだろうか。ジェレミーはさらにこう述べてCLK Blackを評価している。

「この頃の車は、そこまでするほど楽しいのだろうか。しかし、この車なら夜明け前に起きる価値がある。」

この美しい映像、音楽とともに車の魅力を伝えてくるエピソードにすっかり感銘を受けた私は、夜明け前に起きてBMWに乗ることに決めた。私にとってBMWは、そうする価値のある車だからだ。

しかし前日の夜、遠足前の子供の頃のように落ち着かなくなった私は、よく眠ることができなかった。目が覚めると4時半を回っていた。いや、まだ夜明けまでは時間がある。ただ、そこはTop Gearのようにはいかない。悲しいことに、BMWに乗るためには先に電車に乗らなければならない。支度は済ませてあるので、すぐに家を出て電車に乗り込む。周囲を見渡すと皆寝ているが、私は完全に目が覚めている。何度も乗ったBMWに乗るだけなのに、どうしてこんなにも興奮しているのだろうか。

いつもの場所に着くと、赤いBMWはそこで待っていた。予定を大幅に遅れて出発すると、既に空は明るくなり始めていた。

東へ向けて走っていると、日の出を前方に見ながら京葉線快速と並走を始めた。素晴らしい景色を見ながら高架線を快走する。

目指す富津岬は1年前にBMWの良さを再確認した思い出の場所でもある。

富津岬に差し掛かると、誰もいない直線道路に出た。思わず外観を眺めたくなり、路肩に止める。柔和な表情のフェイス、サイドを貫く太いライン、立体的なハッチドア、グラマラスなフェンダー。癖のあるデザインの赤いボディはいつまで見ていても飽きることはない。


祖父の乗っていたBMWをきっかけにBMWファンになった私は、長い間E36型に拘り続けてきた。しかし、もうその拘りは捨てられる。夜明け前から誰にも干渉されずに過ごす赤い1シリーズとの一時に、心惹かれてしまったのだから。

2016年2月1日月曜日

My Music 2016: ハルカトミユキ「Vanilla」

久々に、このブログの発祥でもあるMy Musicコーナーを。

今回紹介するのは、ロックバンド「ハルカトミユキ」。最近流行している「セカオワ」や「ゲスの極み」といったロックバンドは、80〜90年代くらいのロックを好む私にとってはロックじゃない!と思っている。私は彼らをロックバンドだと思っていたが、そもそも違うジャンルなのだろうか。先の二つ挙げたバンドに限らず、最近の若いバンドの共通点として、リズムが掴みにくかったり、やけに楽器の音が細かったり、ぼそぼそと早口な上に高くて細い声のボーカルだったりという点が挙げられると思う。スピッツやミスチルのような声量を出すためにトレーニングでもしてみたら?と言いたくなるくらいで、聴いても全然スッキリせず、かっこいいとも思えない。でも間違いなく今はこのようなバンド達が流行しているということは、私は時代遅れになっているのだろうな。

そんな中、バーミリオンさんから「新山詩織」というシンガーソングライターを教えてもらった。彼女についてはまた別の機会に書きたいと思うが、彼女がラジオ番組において弾き語りをした曲の一つに、ハルカトミユキの「マゼンタ」があった。この曲を気に入ったことからハルカトミユキの曲を聴いてみることにしたのだが、前述のような若いバンドの共通点がほぼなく、私にもしっくりとくる曲ばかりで少し嬉しくなった。歌詞も含めてしっかり「ロック」している。そのハルカトミユキの中でも特にお気に入りの曲をここで紹介したい。

Vanilla - ハルカトミユキ
この曲はハルカトミユキで一番気に入っている曲であり、最も「叫びたくなる」曲でもある。「辛くても狂えない」という葛藤を歌った歌詞がグッとくる。特に「狂えない、狂ってしまえない」というサビのどこまでも伸びるような盛り上がり方が、シンプルながら素晴らしい。


バッドエンドの続きを - ハルカトミユキ


マネキン - ハルカトミユキ


シアノタイプ - ハルカトミユキ


ドライアイス - ハルカトミユキ


YouTubeになかった曲として、「マゼンタ」「ヨーグルト・ホリック」「ナイフ」「伝言ゲーム」「長い待ち合わせ」もオススメだ。初めて聴いてからすぐにライブでも聴いてみたいと思うようになったバンドは、ハルカトミユキが初めてかもしれない。とりあえず、次のドライブの時には絶対にプレイリストに入れたいと思う。

FFのBMWを認めようではないか

多くのBMWファンがそうだと思うが、何故BMWが好きかと尋ねられれば、「気持ち良く走るための執拗なまでの拘り」を挙げると思う。走りの気持ち良さへの追求を謳う自動車メーカーは他にもあるが、BMWの場合は、その拘りを「ドイツ御三家」の一つと呼ばれるような大手メーカーとなった現在でも捨てておらず、そこが他メーカーとの違いであり、素晴らしい点ではないだろうか。そのような背景もあって、BMWがFFモデルを出すと知ったときから、私はFFのBMWだけは認めないと言ってきた。しかし、BMWはついにFFモデルを世に送り出した。その当時、私はそれがどうしても受け入れられず、怒りを覚えてしまうほどであった。その時にこのブログに書いたのが 「BMWのFF化を受け入れてはいけない!」 である。

一応言っておくと、私はFR至上主義者というわけではない。シトロエンはロングホイールベースのFFだからこそシトロエンであり、ポルシェ911はRRだからこそ911であって、それを守り続ける両者も大好きだ。

半年以上が経過して、2シリーズアクティブツアラーという名のFF車が街中で何度か見かけるようになった。こんなのでも買う人がいるのか...と思っていた矢先、​モーターマガジンによるインタビュー記事において、ついにBMWは「FFアーキテクチャの使用にあたって一切の妥協はない」と言い切った。FFに対するFRの優位性を散々指摘しては、頑なにFFを採用しない理由としてきたくせに、政治家みたいな掌の返し方ではないか...「FFを採用すること」そのものが妥協なのに、冗談はよせよと言いたくなった。

しかし、私の中でモヤモヤすることが一つあった。それはMINIの存在である。クラシックミニは楽しいFF車の代表のような車で、現在のMINIは全く別物ながらそのイメージを引き継いでいる。MINIは市街地を40km/hで直進しているだけでも楽しく、交差点を速度を落として曲がるだけでその楽しさが倍増するような、そんな車だ。MINIのステアリングを握ったことのない人は損をしているのではないかと思ってしまうほどで、実のところ、そのMINIも私は大好きなのである。今までに自ら運転した車の中で、BMWと同じくらいにMINIも気に入っている。どちらも甲乙付け難い。

ここで問題となってくるのが、「MINIは生産こそオックスフォードで行われているが、開発はBMWによるもの」という事実である。これを「MINIはBMW製のFFである」ことへ繋げるのは簡単なことだった。FRへの拘りを捨ててしまうのは悔しいところだが、既にとても出来の良いFFを作っていることは否定しようがないというわけである。BMWはFFを採用しても素晴らしい車を作ることができるという事実は、認めなければならないのではないかと考えを改めた。きっと、BMWのエンブレムをつけたFF車も、とても良くできているのだろう。そう考えると、一刻も早く乗ってみたいという気分になってくる。それに、2シリーズ・アクティブツアラーのこの顔が他のどの現行型BMWよりも上手にまとまっていてかっこいいのが悔しい。

今は、FF化を進めるBMWよりも、1シリーズ購入者の7〜8割が「FRであることを知らない」という事実の方に怒りが湧く(笑

2015年12月19日土曜日

シトロエンC4クーペを発見

なかなか実車を見る機会がないので、思わずじっくり眺めてしまった。かっこいいなぁ。クーペは1世代限りで終わってしまったのが残念でならない。