2013年12月22日日曜日

日本車のデザインにうんざり2

先月の続きです。またちょうどいいネタが見つかったので書きたいと思います。

まずはこの2台を見てみましょう。

左はホンダCRV、右は日産ノート。ノートが確か後発だったと思います。初めてこの顔を見たときから何となく既視感がありましたが、やっぱりこれはCRVにそっくりだ!と気がついて見比べてみると、これはもう全く同じではありませんか。逆台形グリルがつり目のヘッドライトに食い込み、グリルの横桟の本数は同じ3本、バンパー下のエアインテークのデザインも同じです。
グリルとライトを繋げるデザインは最近の流行ですが、早くもネタが尽きてきたのか、似たものが出てきましたね。

次はこちら。何かで発表されたらしい三菱エクリプスのコンセプト。見た途端この顔はガンダムか何かかと(ロボットアニメに興味の無い私はゴツゴツした大きなロボット=ガンダムになる)思ってしまいました。あとは昆虫の口とかですかね。いつも言うような、ラインを適当に増やしましたという意味の無いデザインです。


前回私が発表した、流行の日本車デザインにそっくりでしょう。


フォルム等全体的には悪くないので、まだこうスッキリしていれば良かったのになぁと思います。

2013年12月21日土曜日

運転免許取得から4ヶ月を迎えて

12月15日の鎌倉・江ノ島ドライブで、2013年のドライブはお終いの予定です。
8月に免許を取得してから、レンタカーなどでいろいろな車に乗り、東西南北へドライブを楽しんできました。総走行距離は恐らく2000kmを遥かに超えているでしょう。車を自ら運転することはただの作業という人も多いですが、私にとって車の運転とは小さい頃から夢見てきたことであり、憧れでした。旅行で父の運転を見たり、自宅前でシトロエンBXやエグザンティアが走っているのを見たり、最愛のE36BMWと別れる時など、ことあるごとに運転免許を持てないことを悔やんでいた当時の私が、何年もの間に渡り我慢し続けてきたからこそ、運転免許を手にしてドライブに行けることの喜びが大きいのです。長年よく耐えたと思います。車を運転する夢を見たときがどれほど嬉しかったことか。「もしタイムマシンがあったら」とはよく言いますが、私なら、過去の自分に免許をとった喜びと、免許がないのを我慢し続けたことへの感謝を伝えたいところです。あとは、無事故無違反の現状にも感謝したいですね。
まだマイカーはなく、憧れのBMWやシトロエンは遠く先のように思えますが、出来るだけ近いうちに、これも達成したいと思っています。

2013年に乗った車は...13種!!

2013年12月15日日曜日

鎌倉・江ノ島ドライブ - MITSUBISHI COLT

今年最後のドライブは、鎌倉・江ノ島方面。ドライブ半分・観光半分として、途中に大仏、長谷寺、江ノ島水族館へ行ってきました。

大仏は約10年振り。当時はかなり大きく感じたのを覚えていますが、今見るとそうでもないですね。自分が大きくなったのもあるでしょうし、東大寺の大仏を見ているのもあるかもしれません。


長谷寺は10年前にも来ているのに全く記憶になく、印象に残らなかったのかと思っていたら、今見ると違いました。金色に輝く大きな仏像、鎌倉の街並と相模湾を一望できる展望台、かわいいお地蔵さん。来て良かったと思います。


二十歳になっても水族館は楽しいです。今回は魚の顔を正面から撮ることに没頭していました。この顔は最高です。


冬至が近いこともあって、17時前には日が暮れます。相模湾に沈む太陽と、くっきりとした富士山の素晴らしい景色に見とれてしまいました。


「棚ぼた」だったのは、「しんかい2000」の実物展示。以前から知っていて興味があったものですが、まさか実物を見られるとは思っていませんでした。


かわいいウミガメの赤ちゃん。


ここで外を見ると、日が完全に沈み、先ほどの景色がよりいっそう美しくなっていました。グラデーションが素晴らしい。



今回の車は、三菱コルト。以前乗ったアクアがあまりにインパクトが強かったため、正直気持ちは冷めていましたが、良いところがいくつもある車でした。この車がデビューした当時をよく覚えていますが、三菱のリコール隠しが問題になった時期だと思います。キャッチコピーは「まじめ まじめ まじめ コルト」でした。それが至る所に感じられるのです。
まず、「走る」と「止まる」に関すること。アクセルとブレーキです。今まで乗ってきたトヨタ車に顕著だったのが、アクセルペダルをちょっと踏めばピョンと飛び出すように加速し、ブレーキペダルをちょっと踏めばクイっと車体が前のめりになる、というペダルの踏み加減に対する大げさな反応でした。これは「非力なエンジンでも加速が良いように見せかけるチューニング」、「軽い踏力でもよく効くブレーキを好む人が多い」ためなどと言われています。しかし、BMWなど欧州車はそうではないと聞いています。「踏めば踏んだだけ加速し、踏めば踏んだだけ減速する」というごく自然なフィーリングなのだそうで、トヨタ車に慣れた人はかえって「発進がもたつく」なんて思ってしまうほど違うのだとか。このコルトは後者でした。初めて「踏めば踏んだだけ加速し、踏めば踏んだだけ減速する」を体験しましたが、安心してアクセルペダル・ブレーキペダルを踏み込めるところがとても気に入りました。


スタイルも、ヘッドライト下からルーフ後端まで繋がるラインのワンモーションフォルムは、個性的であり他に似ている車種が思い浮かびません。ただ下がブクッと膨れたようなところは気に入りませんが、全体的には悪くないと思います。


内装は、恐らく今まで乗った車の中で最も質感が高いと言えます。滑らか曲線で段差がなく、センスの良いデザインのダッシュボード。木目調パネルがありますが、いたずらに多く付けるのではなくシンプルなところが良いアクセントになっています。メーターは見やすく、ステアリングは1.5Lモデルだったので本革巻き、しかもなかなかカッコいいデザイン。コラムシフトは嫌いですが、入れ間違いをしにくい、操作しやすいレバーに好感が持てました。(画像はwebCGより)


他に気に入らなかったところとしては、時折段があるのか勘違いするギクシャクするCVT、手前過ぎて首を回さないと見えない上にサイズの小さいサイドミラーなどがありましたが、その程度です。まじめさが際立つ、良い車でした。

2013年12月8日日曜日

軽トラは面白い

今回はあまり乗る機会のないこのタイプの車に乗ってきました。


日産クリッパートラック。いわゆる軽トラです。なんと無料で、Jマートで借りてきました。

というのも、ヤフオクの発送で大量のプチプチが必要になり、大きくて持ち帰るのが大変なので、無料で貸し出してくれる「お持ち帰り専用車」を借りたのです。...それが本当の理由なのかちょっと怪しいですが、とにかく1時間半借りられるので、少し遠回りしてみたりして。

軽トラは農業など業務用として必需品ではありますが、一部で趣味として乗る人がいるほど、面白い車でもあります。遮音が徹底されていないので、エンジン音やロードノイズなどあらゆる音が入ってきますし、ちょっとした凸凹でもヒョコヒョコ揺れます。ドアは集中ロックではありませんし、窓の開閉は手動です。でも...そんな車の原点を感じさせてくれるところが面白いのです。凄く軽快で、スポーツカーではないのにスポーティな走りになってしまっています。

視点はかなり高めで、車体感覚がつかみやすい。当たり前ですね。


インパネは意外と近代的。


なんとびっくりラジオはモノラルスピーカー!FMトランスミッターで音楽をかけてみたところ、意外と音は車内に広がり、一応聴けるレベルでした。複雑なギターソロなんかは潰れてしまって、何の曲なのかわからなくなります。軽トラらしいというか、雰囲気はあります。


15kmほど運転。実は、初めて運転したFR車になりました。やはり後輪駆動が一番!さすがにマイカー候補までにはなれませんが、いい経験になりました。買ったものは1290円のプチプチ、でも軽トラに乗れたので元は取ったつもりで!

2013年11月27日水曜日

運転した車のトミカを集める

気に入った車はトミカが欲しくなります。

ヴィッツとラパン。ラパンは二代目ですが殆ど同じデザインなので良しとします。


以上の2台は中古で探しましたが、このモデルは文句なしに新品を買いました。









アクア...新品を選ぶほど気に入ったということです。オレンジしかなく、クールソーダでないのがちょっと残念。
ディーラーのカラーサンプルミニカーではクールソーダもあるんですけどね。ヤフオクで売られています...

2013年11月24日日曜日

富士・山中湖家族旅行 - TOYOTA AQUA

実に3年ぶりとなる家族旅行に行きました。今回は旅行計画、宿泊、車の手配・運転まで全て私が担当し、富士山・河口湖・山中湖に向かいます。富士山が世界遺産になる前から数えきれないほど訪れているので、今年は自然の中でのんびり寛ぐことをメインにしてみました。

今回の車は前日までのゴタゴタの結果、トヨタのアクアになりました。色はクールソーダメタリックという明るいブルーで、メタリックの粒子が細かくとても爽やかな色でいいですね。


少し目つきが鋭いかなと思っていましたが、慣れるとそのフォルムも相まって格好良く見えてきます。


斜め後ろからの姿がお気に入り。ちょっとフランス車のよう。


車内は車高が近年のこのクラスとしては異様に低く、記憶だとE36型3シリーズ並みの低さ。横にフィットが並んだ時はそのルーフラインもありクーペのように見えましたね。着座位置もかなり低いです。ヴィッツより明らかに狭いのでマイナス点になる人が殆どでしょうが、私はこの低さが気に入りました。


少し自然渋滞に巻き込まれつつ河口湖に到着。まず富士浅間神社を訪れます。紅葉がとても綺麗!


ちょうどお神楽が始まるところで、良いものを見ることができました。


昼食は河口湖にあるほうとう「小作」で南瓜ほうとうを食べました。ここ数年は訪れる度に必ずここへ来ますが、何度食べても量が多いです!


免許をとってから何度もドライブに連れて行こうと思っていた、某教習所キャラクターのピックくんもお供。


昼食後は河口湖を一周します。途中大石公園という富士山が眺められる公園に寄ります。
品川ナンバー!


富士山とアクアと私。


この日は一日中雲のない快晴で、とても良く富士山が見えました。午前中はくっきりと富士山が見えていましたが、午後には逆光となり少し霞んでしまいました。


カモに癒されました。


山中湖でチェックインし、夕食を食べた後は河口湖にあるショッピングセンターベルで買い物。その後山中湖に戻り、花の都公園で行われているイルミネーションを見に行きました。


イルミネーションの迷路が一番面白かったです。入口から入ったものの、結局出口から出られず...難易度高い...


都会のイルミネーションと違い本当に周囲が真っ暗なので、幻想的で不思議な世界を楽しむことができました。
部屋に戻ってからは、UNOで遊んだり、テレビを見たり、寝ながらiPhoneでネットしたり、皆のんびり自由に過ごしました。


翌朝、早起きして朝焼けを眺めて良い気分。チェックアウトまでゆったりと過ごします。


宿泊したのは私の出身高校の大学が所有する宿泊施設。その辺のホテルより豪華で家族一同満足でした。
ちゃっかりアクア君も混じって記念撮影。


最後に山中湖を一周。山中湖の東端から富士山がよく見えるようになるので、撮影スポットを探します。
注意:はしゃいでいる方が父です。


素晴らしいこの眺め!富士山は何度眺めても飽きませんね。


バッチリ記念撮影。


パノラマ撮影機能は富士山のためにあるのでは?


富士山とアクア。今回の旅行で富士山が雲に隠れることはありませんでした。こんなの初めてです。


まだ午前中ですが、富士山が世界遺産に登録されて以降中央道が激しく渋滞するようになってしまったので、渋滞が発生しないうちに早めに帰路につきます。早く帰るのはちょっと寂しいですが...

渋滞にはまることなく、1時間強で東京へ帰ってこれました。東京で昼食です。
アクアはもうすっかりお気に入り。


もう少し非日常を楽しみたいということで、夜まで都内をドライブ。柳沢でおせんべいを買い、横のカフェで寛ぎ、妹が幼稚園生の頃よく通ったスーパーでお買い物...

帰宅し夕食を食べた後、返却まで少し時間があったので近所をまたドライブ。アクアを降りるのが惜しい私はしばしアクアの世界に浸ります。


今回の旅行では323km走行しました。でも燃料使用量はたったの12L、燃費は24km/l!!大人4名乗車、山道・高速道路利用、外気温10℃以下、暖房ほぼ常時オン。これだけ悪条件で走って、燃料代が1900円で済むのですから立派です。拍手を送りたいです。
燃料を満タンにしたので、ここで(?)エコモードを解除してみます。信号待ちで先頭になったのでアクセルを全開にしてみると、今まで制御によってパワーが抑えられていたせいか、もの凄くパワーのある車のように感じます。初めのダッシュはモーターアシストが最大になるでしょうから、未体験の加速でした。ビュワー!という感じで。


旅行でトヨタハイブリッドに乗るのはこれで2回目。私はアクアのそのスタイルと、ハイブリッドの運転の面白さにすっかり気に入ってしまいました。正直に言って、これなら欲しいです。一台持っているというマスカレさん一家が羨ましいと思いますね。
勿論、私が求めていた車ではありません。仮にもトヨタです。ただ乗ってみると、モーターだけでスルスル走り続けるその未来感や静粛性、出来るだけエンジンを使わないように意識して走るというゲーム感覚、ワインディングでの予想外の走行性能の高さなど、これは面白い車だということに気づかされました。デザインには賛否あるようですが、私はかなり好みです。色も良いです。以前からアクアはこういう明るい色が似合うと思っていましたし、白黒銀以外の色は愛着が湧きますね。相変わらずセンターメーターは馴染めませんし、エアコンスイッチが判りづらいなど不満な点も無い訳ではありませんが、不満のないパーフェクトな車など存在するはずがないので問題ないでしょう。あとは...走行中、停止中など様々なところで「ウィーン」、「カチャカチャ」とハイブリッドらしく何か機械の作動音がして面白かったです。

格安レンタカーからの変更で8000円から18000円になり、実は予算を1万円もオーバーしてしまいましたが、その痛みを補って、遥かに余りがあるレベルでした。もしあのキューブに我慢して乗っていたら、こんな素晴らしい旅行にはならなかったでしょう。いつかまた乗りたいと思います。
私が計画した久しぶりの家族旅行も、大成功でした。疲れる日常から逃れ、思いっきり非日常と自然を満喫することができたのですから。家族で出かける機会が減っていたこともあり、良い思い出になりました。