2015年7月24日金曜日

インプレッサスポーツにもう一度期待して

追記:インプレッサスポーツで北海道へ行くことにしました!→ 北海道Road Tripの記録 Part 1

この前乗ったインプレッサスポーツ(リンク)は、15分ほどの運転ではあまり印象が良くなく、今後乗ることはないかな?と思いました。しかし、最近になって再びあのインプレッサスポーツが気になり、改めて乗ってみることにしました。時間も1時間かけて。それも一度では満足できず、違う場所で借りて二日も乗ってしまうことに。


結論から言えば、初めて乗った時に不満に感じた点は、あれは何だったのか?とばかりにかなり印象が変わり、最終的にシートのクッションを除きかなり気に入ってしまいました。

今回も不満なままで終わった、体を支えない柔らかすぎるシートと軽自動車のように軽いドアは何とかならないものでしょうか。そして新たに気になったのが、燃費が今時の車にしては悪いことです。一時間乗る中で、ディスプレイに表示されていた平均燃費計がずっと一桁台を表示していたのが気になり、最後は見なかったことにしようと表示を消しました笑

前回乗った時に気になったCVTのもっさり感と加速の鈍さは今回は気になりませんでした。確かに車重から来る重さは感じない訳ではありませんが、加速は十分です。


最も好印象だったのはブレーキで、非常に繊細な操作が可能で扱いやすく、カックンブレーキとは無縁!全く首を揺らさずに停止するのも簡単なほど。踏めば踏んだだけ効くタイプなのも良し、今までで最高のブレーキかもしれません。「止まる」動作にまで気持ち良さを感じたのはインプレッサが初めてです。積極的に止まりたくなります(笑


ステアリングはスイフトの軽さに慣れてしまった腕にはかなり重く、しっかり握らないと回すのが大変です!どうやら1.6iのみ油圧式パワステらしく、フィールがかなり自然で良いことに気がつきました。私が今まで経験した油圧パワステ車のE46の3シリーズを思い出すと、確かに感触は似ています。現代の若者にとっては新車で買える貴重な油圧パワステ車でしょう。燃費が多少悪化しようとも、これなら許せるかも。

エンジンもボクサー独特の音と振動が心地よいです。低回転では音があまり聞こえず大人しいですが、3000回転まで回した途端に変化し、紛れもないボクサーサウンドに嬉しくなります。過去のモデルのうるさいほどの個性的な音が消えてしまったとはいっても、ボクサーらしさはしっかり感じられました。これだけでもインプレッサを選ぶ価値があると思います。ちなみにスイフトよりエンジンや足回りの遮音性は同等か低く、ロードノイズやエンジン音は意外と入ってきて、またCVTのチェーンノイズも思ったより目立ちますが慣れれば問題ない程度かと。

普通の人にはマイナス点でしょうが、昔ながらのキーを捻ってスタートするのも好きですね。プッシュボタン式はオプションらしいです。やはりキーを捻る方がワクワクするし、これに「ドゥルルル...」と勇ましく回るボクサーエンジンの組み合わせは合うと思います。

昨年乗った同クラスのアクセラと同様、直進安定性が高く、60km/hくらいで巡航すると気持ち良いです。いずれ高速も乗ってみたいところ。

Aピラーが寝ている車は好きではありませんでしたが、インプレッサのAピラーは細く三角窓も広いので邪魔にならない不思議。フロントガラスが広いので開放感を感じます。サイドウインドウのラインが流行の「後ろに行くにつれ勢い良く上がる」ものではなく殆ど水平に近いので、窓ガラスが大きく車内が明るい!後ろの視界も良好。これは嬉しい。あとボンネットもしっかり見えます。


車内はとても広く、5人で乗るには不満はなさそうです。トランクも広いし、リアシートを倒せばほぼフラットになるのも便利そう。

2回目、3回目とインプレッサに乗ってみた結果、このクラスの日本車はなかなか良くできているな、と考えを改めることとなりました。特にこのインプレッサ、今まで「日本車で選ぶなら」と唯一の選択肢だったスイフトに勝るかもしれません。肝心なところに安っぽさが見えるなど不満な点もありますが、真面目な作りとデザイン、スバルオリジナルのボクサーエンジン、非常に高い評価の安全性能などなどが揃って159万円から買えるなんて...軽自動車よりも安いのだから買わなければ損ですよ!おまけに4WDを選べばMTもあるという!


インプレッサスポーツのベストアングルを撮ろうと試行錯誤すると、低い位置から撮るのが良さそうでした。フロントノーズが低めだからでしょうか。


インプレッサ、アクセラ、スイフト...走りの良い「普通の」日本車にもっと出会いたいものですね。

2015年7月5日日曜日

横浜で行われたMINIの試乗会へ

このためにはるばる横浜まで行ってきました。MTのJCWや5ドアなども試乗できましたが、私が一番気になっていたのは一番ベーシックな3気筒のONE。しかしONEは用意されておらず、クーパーを選択しました。

3気筒の評判はネット上で得て大体の想像はできていましたが、低速トルクの太さは想像以上で、R56のONEに慣れている私にとってはクーパーでも十分どころか過剰と思えてしまうほど余裕がありました。エンジンも、これが3気筒?!と信じられないくらい太く低いサウンドを奏でます。軽自動車の3気筒とはまるで別物、3気筒にあまり良いイメージを持っていない人ほど驚くはずです。回すとはっきりボロボロと独特の音がしますが、R56の4気筒も結構粗い音がしたので、同じ系統に思えてきます。また車体はさらにがっしりとして、あれからまだ剛性が上がるのかと呆れるほど。ダッシュボードの質感も明らかに上がり、ステアリングから、エンジンスタートスイッチから、あれもこれもとにかくカッコイイ。イメージカラーと思わしき「ボルカニック・オレンジ」もカッコイイし、クラシックミニのように大きく開いた口も好きだし、本気でこのモデルが欲しくなりました。たった15分ほどの試乗でしたが、大満足でした。





折角横浜まで来たのに、他にタワーレコードで行われているスピッツの写真展くらいしか寄るところがなく、すぐに帰るのも惜しいのでじっくり展示車を眺めていると、セールスマン2名とお話することに。自分がいかにMINIを好きであるか、でも今は学生なので買えないことも強調。試乗の際に同乗したセールスマンの方もそうですが、私があまりに熱くMINIトークをするので「ありがとうございます!」を連呼させてしまいました笑

MINIのスタッフの方々は良い印象の人ばかりで、試乗したクーパーは走行600kmの新車、やはり新車はキレイで気持ちいい...いつか新車でMINIが買えたらな〜!

2015年7月1日水曜日

7月のちょい乗り記録(ダイジェスト)

7月1日 Suzuki SWIFT
気分転換に。

Honda FIT3
SWIFTに乗った直後に乗ってみました。比較してみると、上体が大きい分重たそうに走るし、ドライビングポジションは不自然だし、ステアリングを切ってから少し遅れて曲がるし全然カーブが気持ち良くないし、リアドアはやはり軽同様のペラペラさだし(閉まっているドアの端を押すと奥に押せる!)、タッチパネル式のエアコンは使いづらいし、ドアの車内側のノブは艶消しグレーでおもちゃのプラスチック部品みたいだし、もうこれは絶句もの。こんなのが一番販売台数が多いなんて、日本人は本当に車内が広ければ他は何も気にしないんだな...