久々に、このブログの発祥でもあるMy Musicコーナーを。
今回紹介するのは、ロックバンド「ハルカトミユキ」。最近流行している「セカオワ」や「ゲスの極み」といったロックバンドは、80〜90年代くらいのロックを好む私にとってはロックじゃない!と思っている。私は彼らをロックバンドだと思っていたが、そもそも違うジャンルなのだろうか。先の二つ挙げたバンドに限らず、最近の若いバンドの共通点として、リズムが掴みにくかったり、やけに楽器の音が細かったり、ぼそぼそと早口な上に高くて細い声のボーカルだったりという点が挙げられると思う。スピッツやミスチルのような声量を出すためにトレーニングでもしてみたら?と言いたくなるくらいで、聴いても全然スッキリせず、かっこいいとも思えない。でも間違いなく今はこのようなバンド達が流行しているということは、私は時代遅れになっているのだろうな。
そんな中、バーミリオンさんから「新山詩織」というシンガーソングライターを教えてもらった。彼女についてはまた別の機会に書きたいと思うが、彼女がラジオ番組において弾き語りをした曲の一つに、ハルカトミユキの「マゼンタ」があった。この曲を気に入ったことからハルカトミユキの曲を聴いてみることにしたのだが、前述のような若いバンドの共通点がほぼなく、私にもしっくりとくる曲ばかりで少し嬉しくなった。歌詞も含めてしっかり「ロック」している。そのハルカトミユキの中でも特にお気に入りの曲をここで紹介したい。
Vanilla - ハルカトミユキ
この曲はハルカトミユキで一番気に入っている曲であり、最も「叫びたくなる」曲でもある。「辛くても狂えない」という葛藤を歌った歌詞がグッとくる。特に「狂えない、狂ってしまえない」というサビのどこまでも伸びるような盛り上がり方が、シンプルながら素晴らしい。
バッドエンドの続きを - ハルカトミユキ
マネキン - ハルカトミユキ
シアノタイプ - ハルカトミユキ
ドライアイス - ハルカトミユキ
YouTubeになかった曲として、「マゼンタ」「ヨーグルト・ホリック」「ナイフ」「伝言ゲーム」「長い待ち合わせ」もオススメだ。初めて聴いてからすぐにライブでも聴いてみたいと思うようになったバンドは、ハルカトミユキが初めてかもしれない。とりあえず、次のドライブの時には絶対にプレイリストに入れたいと思う。