東日本ロード・トリップ
2015年8月25日(1日目)
東京〜山形県酒田市
走行496km
総合496km
スバル インプレッサスポーツ 1.6i
計画から数ヶ月が経過し、待ちくたびれた。ダブル台風が迫り不安が募る中の出発となった。新車の匂いが残る、オドメーター1700kmのスバル インプレッサスポーツに乗って、バイクの友人2人と共に北海道を一周することが目標だ。初日である25日は、自宅のある東京から酒田駅までの500kmを、国道17号を経由して走破する。国道4号が最短距離だが、あえて日本海側から行くのは、景色を楽しみたいからだ。最終目的地の北海道に上陸するまでの間もドライブを満喫したい。
朝7時半、予定より30分遅れての出発となる。朝の気温は20度とは驚くべき、残暑が全く感じられず、寒い。日光ドライブでもよく利用する群馬県太田市の「道の駅おおた」で休憩してから、ここよりしばらく先からの17号はもう走ったことのない地域になる。しばらくは見慣れた景色だが、赤城山に迫りつつ、青看板に「新潟」の文字が登場して、一気にワクワクしてきた。
しかし、新潟県に入ると突然大雨が降ってきた。予定より遅れが酷くなり、「道の駅みつまた」で用意していた軽食を昼食代わりにとることに。今まで日帰りのドライブしかしたことがなかったから、日帰りではとても帰れない距離まで来たことに気がつくと、さすがに少し不安になる。
16時近くになり、ようやく昼食をとる予定地だった長岡市にたどり着く。8月限りで閉店という「くるまやラーメン」でいつもの味を。既にかなり疲れているのに、まだ半分の250kmも走っていない。このままでは20時に酒田に着くのは厳しそうだ。とりあえず味噌ラーメン、餃子とライスも食べて復活!
車が殆どなく走りやすい峠や美しい田園風景を見ながら、新潟の都市部に入る。ここで渋滞にはまり大幅なタイムロスがあって夜になってしまうが、バイパスの渋滞の中から花火が見られてちょっと良い気分になれた。渋滞を抜けてからはただひたすら日本海沿いの「笹川流れ」を北上する。風が非常に強く、車高の低いインプレッサでも横風に耐えるのが必死だった。昼間なら景色が良いそうだが真っ暗で景色は見えず、走っているのは私だけである。
疲労と戦いながら、予定を2時間遅れて22時に酒田に到着した。ビジネスホテルに入るも、疲れきって夕食のおにぎりを食べることさえ辛かった。家にLINEでテレビ電話をするが、画面に映る私の顔はこれ以上ないほど疲れきっていた。
奇しくもこの日は、運転免許を取って初めて運転した日と同じ日であった。あれからちょうど2年が経過していた。
<目次>
08/25 東日本Road Trip Part 1 東京〜酒田
08/26 東日本Road Trip Part 2 酒田〜大間
08/27 東日本Road Trip Part 3 大間〜日高
08/28 東日本Road Trip Part 4 日高〜士幌
08/29 東日本Road Trip Part 5 士幌〜釧路
08/30 東日本Road Trip Part 6 釧路〜納沙布・羅臼〜釧路
08/31 東日本Road Trip Part 7 釧路〜名寄
09/01 東日本Road Trip Part 8 名寄〜宗谷〜余市(前編)
09/01 東日本Road Trip Part 8 名寄〜宗谷〜余市(中編)
09/01 東日本Road Trip Part 8 名寄〜宗谷〜余市(後編)
09/02 東日本Road Trip Part 9 余市〜奥州(前編)
09/02 東日本Road Trip Part 9 余市〜奥州(後編)
09/03 東日本Road Trip Part 10 奥州〜東京
東日本Road Tripの記録 番外編