2017年2月20日月曜日

小型二輪AT限定免許取得への道のり(4)

4日目はついに雨の中の教習となり、おまけに次第に強まった上に教習終了と同時に止んでくれた。

まずインストラクターの運転する車に同乗し、バイクが車からどんな風に見えるかを見せてくれる。ここは日頃車の運転でも気をつけていることをそのまま紹介されて終了。

そして雨の中バイクに乗ってスタート。新たにやることはなく検定コースを回るだけだが、雨なので急制動をより慎重にやる必要がある。この時は小雨だったので晴天時とほぼ変わらずに止まれた。そういえば雨の中のバイクは過酷な環境を覚悟していたが、あまり寒くないこともあってか意外と楽しめてしまった。雨粒が顔にバシバシ当たるのも何だか面白くて新鮮だ。

特にミスもなく終えたので、一本橋で必ず左に落ちる点について尋ねてみると、やはり姿勢にどこか問題があるらしい。バイクを地面に対して垂直に立てると指一本触れているだけでも安定するという例があるように、バイク単体は「動かず」安定したバランスを保てるので、バランスを崩すのは人間の体次第という。少しでも足や尻の位置がずれているだけでバランスを崩すこともあるとか。なるほど。一方で、「自転車に乗り慣れているならS字・クランク等でバランスを取るのは楽でしょう」と言っていた。確かにS字・クランクは一回も失敗したことがない。バイクに乗るために自転車の練習は有効みたいだ。

最後に、教習所内は運転免許を持っていない人が多くどのような動きをするか予測しづらいので、安全確認はより丁寧にするようにとの指摘を受けた。さすがに「行けそうだから行く」という一般道レベルの安全確認の癖が出てしまうのは改めなければならない。