2015年11月2日月曜日

東京モーターショー2015のまとめ

知り合いからチケットを頂いたので、バーミリオンさんと2人で行ってきた。全てのメーカーを昼食抜きで1日で回るという過酷さだったが、あーでもないこーでもないと批評しながら楽しい一時になった。このブログでは、気になった車だけを取り上げることにする。出てこない大手メーカーがあるとすれば、「それはあまりの情けなさに呆れた」ということで。そもそ、もお金を払って見に行こうとは思っていないので悪しからず。

雨だから空いているかと思いきや、結構な盛況。

日本が世界に誇るランドクルーザー、ISISに愛用されているという事実は喜ぶべきなのか否か。

トヨタはアキオ社長になってから車好きの心を掴もうと頑張っている。S-FRという名の小型スポーツカーは果たして若者に受け入れられるのか。売れ筋のグレードが150万円くらいになれば売れそうだけど、厳しいだろうな。デザインとしては、もうちょっと口が小さければ文句なしかな。

ダイハツ・コペン。2代目のデザインは失敗しているよな。初代の前後対称デザインはどの角度から見てもバランスが良くて秀逸だった。2代目のつり目は泣いていて顔つきが悪く、焦って追加した丸目は可愛いというより驚いた顔だ。おまけに顔と全体のフォルムが合っていないのがダメ。ボンネットも厚くて全然スポーティに見えない。乗り込んでみたら、さすがに狭いが身長163の私にはちょうど良かった。

レクサスNXだったかな。最近のレクサスは、顔を除いては車体からオーラを感じるくらいに良くなった。この横から見たフォルムなんて、堂々とした中に美しさまであってとても良い。照明の当て方も上手い。でもアゴを広げたような顔がいまいちだよなぁ。GSだったか忘れたが、初めてレクサスの車内に入ってみたら、もの凄い高級感で驚いた。レクサスは内装の高級感で買う車だと思う。

前回見た時はコンセプト仕様だったBMW i8が市販車になっていた。この未来的なデザインはかなりの注目を集めていて、感嘆の声を上げる人が絶えなかった。さすがBMW。

BMWでは数台のプラグイン・ハイブリッドが展示されていた。タイヤから後ろに広がるeの文字が、視覚的に電気で走ることをアピールするには上手いなぁと感心するが、eが多過ぎるあまりちょっとふざけているようにも見えて面白かった。このステッカーをオプション設定してほしいな(笑

ドイツ車はシルバーが似合うはずなのに、最近のBMWはシルバーがめっきり少なくなってしまって寂しい。F30のイケメンさといったら...

ニュー7シリーズ、最近大型のBMWはますますキドニー・グリルが大きくなってきて好ましくない。7シリーズなんてもはや下品な部類ではないか。これではブタ鼻と揶揄されても言い返せない。

LCI後の1シリーズ。もしかしたら近い将来これに乗れるかな...なんて思いながら眺めていた。この顔になって良かったと思う。ところで、今日はBMWは全モデルが施錠されていたが、何を考えているのか。多くの人が車内も見たそうにしていた。調べると別の日には解錠していたらしいから、同じ入場料を払っているのに差をつけないでほしいものだが、私は頂いたチケットで来ているので文句はいえないか。

4シリーズ・グランクーペとエストリル・ブルーにMスポーツの組み合わせ、ゾクゾクするほどカッコイイ上に美しい。史上最も美しいBMWはE24からこちらに交代すべきでは。

MINIクラブマンは1シリーズ並みに大きくなったが私は歓迎している。この何ともいえない上品な色がいいね。1シリーズより高級志向に見える。

MINIブースは相変わらず大盛況だった。こういう趣味性の高い車が流行するのは嬉しいことだ。

ジャガーXE。3シリーズの対抗馬として大いに興味がある。車内に入ってみると、最上級グレードでダッシュボードが革張りされているのだから当たり前かもしれないが、これは高級だ。古いBMWや日本製コンパクトばかり乗っているので圧倒されてしまった。今はちょっと頑張れば、3シリーズクラスでは最上級グレードでなくてもこんなに高級な内装を買えるのか。高級感が高いのではなく、「高級」だ。これは欲しい。

アルピナもモーターショーでは相変わらずの人気。でも買える人はほんの一握り。一度乗ってみたいなぁ。

スズキ・バレーノ。スイフトが一回り大きくなっただけにしか見えず、目立った特徴もなさそうだったが、これは本当に日本で売るつもりなのだろうか。ボンネットもサイド・ウインドウの下端も高過ぎて、ずんぐりしたフォルムはお世辞にもお洒落とはいえない。

お馴染みのスイフトはRSを持ってくるところがいいね。

イグニスは旧スイフトの海外名だったものが、ついに日本でも独立して出るようだ。このデザインは、アルトが気に入った人にはたまらないね。第一印象は良かったのだが、ソリオをベースにしているということで、車内に乗ってみるとスイフトにあるテレスコピック機構がなくてちょっと残念。これでスイフトとほぼ同額というなら、スイフトの方が良いかと。何故ソリオベースにした!

ちなみに、人気のある車は車内を見るために列ができるのだが、スズキではアルトワークスの横で密かにジムニーにも列ができていた。10年以上前の車なのに、さすがジムニー。私もアルトには並ばずジムニーに並んだが、これは楽しそうだった。MTを展示していたのも好印象。この他にもスズキは個性的なコンセプトカーを3台並べて展示していて、一番頑張っていると感じたのはスズキがダントツだった。

ホンダNSXはもう見飽きた。顔がちょっとどぎつくないかい?初代の端正なデザインの面影はなし。内装のクオリティも価格に見合うものではなさそうで、誰が買うのだろうか。

S660はかなりの行列。私はさっきコペンで座ってみたからいいや。

メルセデスAMG GT S。現行のメルセデスで最も気に入っている。飾らない、筋肉質なボディがいい。一方で内装は派手であまり好みではない。

スマート フォーツー。ドアがコンパクトカーとしてはあり得ないほどに「ドン」と閉まるので驚いた。さすがメルセデスのクオリティ。

いすゞのバス。こういう展示も面白くて好き。「止まります」ボタンが使えるようになっていて人気だった。

マツダは黒基調に赤いボディで統一していて物々しい雰囲気だった。ロードスターは3台ほどあって全てに長蛇の列。私には目つきに加えて、さらに最近ボンネット前端のラインも嫌いになったのでパスする。RXヴィジョンはNSX以上、いや今回のモーターショーで随一の注目度だったと思う。こんなに注目されているのだから、期待には応えてもらわないと(笑

デミオの内装を見たいと思って並んでいると、バーミリオンさんとデミオについてあーだこーだ言っている脇からマツダのスタッフのおじさんが話しかけてきて、デミオの拘りを至る所まで解説してくれた。それも一旦列を外されて、車体全体を満遍なく!並んでいたのに...と思ったら、列を途中で止めて、私を優先して車内に乗せてくれ、車内も如何に拘っているかを細かく解説してくれるではないか。頑張り過ぎですマツダさん!実際に、静的に見てもデミオは素晴らしい出来だったので、これは是非走らせてみたいと思った。顔が好きではないので買うことはないけど、スタッフさんありがとう。

ただ、横に置いてあったアクセラスポーツ2L仕様の金額を見て驚愕。確かBMW118iのベース・グレードより50万円近く高額だったと記憶している。それはクオリティも上がるわけだ。

RR駆動になったルノー・トゥインゴは少し足下が窮屈な気がした。感動したのは、ルーム・ミラー上にあるこのエリアに、ベルト着用のサイン等が集中していること!航空機みたいで凄くかっこいい。これだけの為にこの車を買ってもいいかもしれない。

ポルシェは目新しさはないけれど、安定の格好良さ。

パサートって日本で買えたのか!というくらい見かけない。シンプルで良いが、完成されたゴルフでなくてあえてパサートを買う理由が見出せないのかも。

MTが復活したポロGTIはあまり注目度は高くなさそうで残念。このチェック柄のシート、落ち着く。

アウディは殆どのモデルをブルーで統一してかなりのインパクト。R8のリアが凄い迫力。

シトロエンとプジョーのブースは会場の片隅にあって、これでは素通りされそうで大丈夫か。この辺りだけ中年男性がやたら多いのは仕方ないか。とは言いつつもC4カクタスは若い人の注目度が特に高かった印象で、予想以上に注目されていて嬉しい。

どこかBXのような雰囲気のCピラー!

内装は個性的でとても頑張っているのは良かったが、軽量化のためかテレスコピック機構がない...

特にかっこいいのがこのデジタルメーター!数あるデジタル液晶メーターの中でも一番好きかも。

クロスオーバーSUVなのでボンネットが厚い!もう少し天地に低ければ、ますますBXに似てくるので欲しくなると思う。

カクタスの後ろで、誰にも注目されずひっそり佇むC4ハッチバック。シトロエンはシトロエン、これも十分魅力的なんだけどなぁ。

シトロエンの車内に入るのは何年振りになるのだろうか。BX以来かもしれない...そう思って勇気を出して乗り込むと、シートが柔らかい!カクタスもそうだけど、シトロエンはシートがしっかりとしているのに柔らかい絶妙な座り心地。BXもこれに近いものがあったんだろうなと思う。しかし、インパネのデザインは旧世代的で、ナビも市販のモデルをインストールしただけとなると、普通にゴルフやAクラスの比較対象としてみると商品力は弱いだろう。

そして頭上を見上げると、ルノーでも見たシートベルト警告灯の数々。今のフランス車はどれもここにあるんだね!このエリアについて触れている人を見たことがないので初めて知ったが、これはフランス車ならではの部分ではないだろうか。とても気に入った。

プジョーは目玉のモデルがなくて少し寂しい。308GTIはあまり注目されていない様子だった。

さっきまで人がほぼ皆無だったDS5のところに人が集まっている!と思って見に行くと、お姉さんがいるだけか...と思って落胆。DSシリーズは歴史と伝統のあるシトロエンから独立するという理解不可能な事態になってしまった。噂では中国市場のためとか?DS5は好きだったけれど、ダブルシェブロンがない車には興味がない。さようならDSシリーズ...

フィアットグループは何故か通路に展示されていた。展示費用が安く済むのだろうか。注目度が低く閑散としていた。照明も暗く、車が映えずあまり良い印象はない。アルファ4Cも造形が凝っていて素晴らしい車なのに、もう少ししっかりとした展示をしていれば!

以上、市販車は恐らく全てのメーカーを回ったと思う。欧米や中国のモーターショーは東京より遥かに規模が大きく注目度も高いので、本気で車を見たければ日本を出た方が満足できるはず。向こうに行けば、フェラーリやランボルギーニ、フォードやシボレーなど、イタリア車やアメリカ車も充実している。フェラーリのようなスーパーカーはモーターショーの華なのだから、展示コストなんか無視して堂々と展示してほしかったと思う。アメリカ車も、TPPで文句を言う前に日本で宣伝する機会を自ら放棄するなよと言いたい...と思っていたら、この記事を書いている2016年2月にフォードが日本撤退すると発表した。情けないの一言だね。

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