フランス車は独特な雰囲気やデザインと遊び心が特徴で、日本でも展開しているプジョー、ルノー、シトロエンはそれぞれにコアなファンがいる。
特に、私の父親が乗っていた事で私も好きになったシトロエンは、知らない人は存在さえ知らないほどマニアックな存在で、街中でも滅多に遭遇する事はない。でも、語れば止まらなくなるほどの魅力があるのだ。

ルノー ルーテシア(本国名クリオ)。これはルノースポール(REUNALT SPORTと書く)というホットモデル。日本では消滅したジャンル、「コンパクトで楽しいMTミッションのスポーツハッチ」の貴重なモデルであったが、排ガス規制により日本導入後僅かで販売終了となる悲しい運命のモデルだ。

私も気になっていただけに、実に惜しい。

ルノーの多目的車、カングー。彼の地では商用車だけど、日本ではポップで楽しいクルマとしてファンも多い。

ついにシトロエンへ。これはC3。

屋根まで長く伸びたフロントウインドウが最大の特徴。デザインモチーフは名車2CV。

C3の新ジャンル版、DS3。

顔は似ているがAピラー以降は全くの別物。
マニアックなファンが多いシトロエン車の周りには、その辺にはいない(?)ような人が集まってデザインをチェックしていた。父と私の二人もその中に混じっていたのは言うまでもない(笑)。そして肝心の評価はマイナス。
やはりシトロエンのデザインはまだ独創性に欠ける。
最終回はアメ車&スウェーデン車という、異色の組み合わせで。車種が少ないもので。