2010年5月22日土曜日

・晴れた日は、洗車場へ

サイクリングに丁度良い季節、調布にある都立野川公園、野川自転車道を経由し、西国分寺のとある洗車場に行ってきた。
現在、私の家には自家用車はない。しかしこの洗車場は私が生まれる前、父親がシトロエンCXを所有していた際に通っていた所なのだ。
父親が最後に行ったのがいつかはわからないが、目的があって行くのは10年以上振りなのではないだろうか。
クルマもないのに何をしに?そう、自転車の洗車に。

私と父親の愛車(自転車)は、マンションの屋外駐輪場にとめている。常に砂埃をかぶり、拭いたりはするがやはり汚れる。
この際、洗車場に行って丸ごと水洗いしてみようということになった。
台所用洗剤、雑巾5枚入り、スポンジ2個を購入し出発。
もはや武蔵境〜西国分寺の距離など散歩程度の感覚で、道に少し迷いつつも無事到着、洗車スペースをゲット。
周りの目を気にしつつ、まずは洗剤をスポンジにつけ手洗い。結構泡立ち、これだけで十分とも思わせるがあの機械を使用せずに帰ってはいけない。

一通り磨いた後、ライト等の電子機器を外す。そして、機械に500円を投入。
「ピーッ   ノズルの先から高圧で水が出ます。時間は洗浄4分、間の休止2分、合計6分間です。
ノズルを車体に向けスタートボタンを押してください」

「高圧水噴射」!!
自転車にこんなことして吹っ飛びやしないかと思ったが、スタート。

ポチッ
「ピッ、ピッ、ピッ、ピー!!ゴーーーーーーー」
緊張のカウントダウンが終わると同時に轟音が。
自転車についた泡が流れていく。タイヤに当たるとくるくる回る。フレームに当てると何とも言えない音で水が飛び散る。
2分間で2台とも洗った後、噴射を休止し再度磨く。
そして噴射スタート。
「ゴーーーーーーー」
説明書きに「途中手を放すと暴れる」みたいに書いてある...

あっという間に高圧洗浄終了。水圧が急に途絶えた勢いで転びかける私…
ともかく、結果は上々。
私の愛車、シルバーのマウンテンバイクは
・フレームが新車並みの輝きに
・フロントサス、ハンドルの一部に艶が!
・手入れの際手が届かなかったリアサス付近もピカピカ。

父親の愛車、赤いクロスバイクは
・新車時の真っ赤に戻った(とにかくこれが目立つ)
・薄い雑巾も入らないワイヤー付近もピカピカ

初めての洗車、効果は絶大だった。
お金はかかるものの、期待以上にピカピカになる洗車場での洗車(自転車)。面白いという意味でも一度試してみてはいかが。

余談だが、私達の隣のブースには私の憧れのBMWの中でも本命と言ってもいい、E36型M3が来ていた。
クルマの話題で盛り上がる。
免許を取れる年齢まであと2年もないこともわかった。
もう最終型でも10年以上前のモデルだが、あの頃の3シリーズはまさに「世界のセダンの手本」となったモデルで、無骨な四角いデザインが今でも大好きである。
祖父が乗っていたクルマと同世代、デザインも同じ。私がビーエムに心打たれるキッカケとなったモデルだ。
私がいずれ免許を取って初めて購入するクルマは、いくら古くて壊れやすくともこのE36型3シリーズにしたいと思っている。
「初心者がBMW??」などという周りの目は無視。好きなクルマに乗らなきゃ意味がない。
ともかく、洗車はとても楽しいことだとわかった。
いつかまた、父親と2人でBMWやシトロエンでここに来る事を夢見て。
まずは勉強ね。あとはバイトもしないと。