初の路上教習は五日市街道からスタート。初めは軽い上り坂の交差点で後続車が近づく度にビビり、久しぶりにエンストを一回してしまいました。しかし!後半には慣れを感じ、さらに前にいたAT車に対しインストラクターが「あれは駄目だよ」と何度も指摘、悪いお手本になってくれたりしました。例えばセンターラインへ寄り過ぎたり、交差点内でもたもたするなど。その後は初日から青梅街道で60km/hも余裕で出して...景色がぐいぐい流れ、低速で軽かったステアリングはビシッと重くなり、あの真っ直ぐ突き進む様はもう忘れられません。高速道路に行ったらどうなるのでしょうか??爽快さは特筆ものです。クセになります。手足がとても忙しいのは全くその通りですが、高まるエンジン音に合わせ、リズミカルにトントントンと変速しつつ加速するのもまた爽快。回転数を上げずに上手く半クラで発進できただけでも、そこには気持ち良さがありました。半クラ発進、2、3、4。減速、2、徐行左折、加速、3、4。これがATですと発進。減速、徐行左折、加速。これだけ簡素なのですから、面白さ半減かそれ以下なのは避けられないでしょう。MTでのドライブは、過去の期待を上回る楽しさでした。もはやスムーズな半クラ発進にでさえ魅力を感じる私には、ストップ&ゴーの連続であっても、渋滞続きでも関係ありません。いつか車を買う時は、MTが第一条件に確定です。
誤解されたくないのは、私はスピード好きではないということです。よく免許取り立ての若者はカッコつけたいあまり無茶な運転をしがち、とされていますが、私はそうなるつもりは一切ありません。それは末期のグランツーリスモで、レースはせずに単独で流してばかりいたことにも現れていたと思います。今日も、制限速度40km/hで走行し50km/hで走る他車に続々と追い抜かれていくシーンがありましたが、全然気になりませんでした。さすがに卒業後もキッチリとするつもりはありませんが、その辺のベテランドライバーよりも丁寧で真面目な安全運転を目指したいなぁと思っているわけです。