2016年4月8日金曜日

都心でシトロエンDSに遭遇した

友人とのんびり昼の都心を散歩していると...

シトロエンDSだ!!

あまりの格好良さと溢れ出るオーラに呼吸が止まりそうになった。


この渋いグリーン・メタリックに塗られた40年前のクラシックカーは、路肩に佇むだけで尋常でないレベルの宇宙船オーラを発する。余計な飾りのないシンプルなデザインなのにも関わらず、この都会の中で「浮いている」様子はさすがシトロエンである。

左ハンドルの運転席に座る中年男性は、私からの強い視線を一切物ともせずに何か手元で作業をしていた。平日の昼間にこんなところでDSに乗っているということは、間違いなく普通の会社員ではないだろう。しばらく眺めていたかったが、写真撮影だけさせてもらい、その場を後にした。

写真を見ながら、この記事を書いているだけで再び鳥肌が立つ。どうしてシトロエンはこの秀逸なデザインを遺産のまま放置してしまうのか、私には理解できない。