2015年2月4日水曜日

久々のMT車ドライブ - FIT HYBRID RS 6MT

MINIでドライブに行って間もないが、友人とMT車のドライブに行ってきた。借りるのは1年前と同じホンダディーラーで、ホンダ・フィットハイブリッドRSを選んだ。かなりの希少車である。MT操作の練習が主な目的なので、ルートは神奈川県を中心に三浦半島〜江ノ島〜相模湖〜八王子〜川越という流れに。

1年振りのMTはどうだったかといえば、意外にも体が覚えているようで、慣れるのも昨年よりずっと早くなった。今回の課題としては、「クラッチに優しい発進」を重視するようにして、アクセルペダルを煽ってからクラッチを繋ぐのではなく、クラッチを繋ぎながらアクセルを開けるように気をつけてみた。



肝心のフィットハイブリッドRSは...ホンダ唯一のハイブリッドのMTは、ほぼ違和感なく走ることができた。違和感がないわけではないが、エンジン音の割に速度が出ていて驚くことが何度かあった程度で、違和感と言ってもマイナスでないのは良い印象だ。

感心したのはアイドリングストップで、信号待ちで停止する直前に早めにエンジンが止まり、ニュートラルに入っている間はそのまま停止、ギアを1速に入れるとセルモーターの音もせずに「...ズーン」とエンジンがかかる。ここで発進せずにすぐニュートラルに入れるとまたエンジンが止まり、1速に入れるとまたかかる...よくできている。



残念ながら欠点も多い。まず致命的と感じたのはロードノイズの大きさだ。60km/hも出せば、もう隣の人との会話がしにくくなるほど車内が騒々しくなる。音楽も聞こえないし、エンジン音も聞こえず、これでは長距離は厳しいと思った。MINIの方がロードノイズは静かでエンジン音はよく聞こえる。

次に問題なのはエンジンだ。燃費重視のハイブリッドだから仕方がないとわかってはいても、やはりスポーツモデルには相応しくないフィールにはげんなりする。まだホンダらしいスムーズな回転は感じられるが、回しても何も面白くない。昨年乗った前期型RSの方がまだ明らかに気分が高揚する回り方をしていた。

そして車内に入れば、子供っぽいデザインのインパネに、ギラギラ光って目障りなメーター類。ホンダのメーターが好きという人に私はかつて会ったことがない。おまけにセンスのないブルーのイルミネーションには呆れた。お茶のペットボトルを青く照らして誰が喜ぶのだろうか。

足回りの堅さはスポーツモデルでありながらMINI ONEと比べてしまえばフニャフニャの部類だろう。はっきり言ってMINIのスポーティモデルでも何でもないONEの方が、足回りもエンジンも良いし余程スポーティな走りをする。

フィットハイブリッドRSの価格は196万円、MINI ONEは220万円(いずれも当時)。スポーティな性格を売りにするモデルとして、30万円程度の差ならどう考えてもMINIの方が良い。



フィットハイブリッドRSはよくできた車とは思うものの、性格はハイブリッドカーとしてもスポーティモデルとしても中途半端で、良い車止まりである。昨年乗ったRSなんかは欲しくなってしまうほどだったが、それもMINIに乗るまでの話。友人と車内で話している間、フィットに乗っているのに何度も何度もMINIを引き合いに出しては良い点を挙げてしまう私は、どうやら完全にMINIの虜になっているようだ。

久しぶりのMTに乗ってみたわけだが、最近「ATでも運転は楽しめる」と感じ始めていたこともあってか、「MTは楽しいが、それほど重要視しない」というのが今の私の考えである。「MTなら軽自動車でもいいから欲しい」と考えていた時期もあったが、その考えはもうなくなった。残念ながら、MTのフィットよりATのMINIや116iの方が絶対に面白い。車の楽しさにはMT操作だけではなく、デザイン、ハンドリング、サウンドなど色々な要素がある中で、MT車の選択肢がほぼなくなった現在では、MTに拘ることによってデザインやハンドリングの好きな車に乗れなくなってしまうのだ。久々のMTはやはり楽しめたが、いずれ乗りたい車を選ぶ際には、「たまたまMTが設定されていればそれを選ぶ」という程度に留めるだろう。

↓1年前との考え方の違いを見るのも面白いね。
半年振りにMTに乗る!- HONDA FIT RS 5MT -

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