6/4と6/7に乗った日産車の簡単な感想を。誰も気にしないかもしれない些細なことでも、思ったことを素直にそのまま書いている。
画像はカーセンサーより。
6/4の分
リーフ
ついに電気自動車に乗った。始動すると、前方から何やらウィーンカチャカチャと音がするが、その後無音の状態が続く。スイッチのような電子式シフトレバーをDにしても、変化はない。サイドブレーキもスイッチになっていて、押すと後部からウィーンと音がしてどうやら解除されたようだ。走っていいのかメーターを見ないとわからないとはさすが未来の車。走り出しても本当に無音で、音も振動もないことが快適さに繋がっていることに気が付く。低回転でトルクが細いなどというエンジン特有の問題がなく、ちょっとした加速でもとにかくグイグイ走ってくれるので頼もしさを感じた。内装は一見高級だが、ただスイッチとモニターがあるだけで全くデザイン性を感じないし、ダッシュボード周りは退屈なデザインで残念だ。
ウィングロード
ウィングロードのデザインは初代の方がいいなぁ。現行型は横から見るとウィンドウのラインがジグザグになっていて違和感が消えない。運転した印象は…と言いたいが見事に印象が残らない車だった。パワステの感触がマーチと違うな?くらいにしか思わないなんて。ワゴンなのに趣味用とも仕事用とも思えず、ターゲットがわからない。どういう人が買うのかな?
ノート
パワステが意外と重かった。10万km超のくたびれた車で、ダッシュボードから異音、エンジンもプラグか何か悪いのか、不完全燃焼か、アイドリングの度に暴れていた。エンジン回転に落ち着きがなく、回転が落ちてきたと思ったらボンボンボンボンとエンジンが暴れ出す。結構な音と共に車体が揺れる。エンストギリギリで復活する。メカに詳しいと何が悪いのかすぐにわかるんだろうなぁ。
6/7
新旧ノート
ミニバンを除き日産の5ナンバーはほぼ全て乗ったことになるが、意外と良かったなと思うのがこのノートだ。初めて乗った時は故障車だったため印象が良くなかった。ただ今回そこそこ長い距離を走る中で、サスやハンドリングがマーチやティーダよりもしっかりしていることに気がついた。この直後に乗ったティーダはサスがフニャフニャで不快感を覚えるほどで、ノートがある程度硬めでしっかりした足回りを持っているということだろう。あくまでも乗り比べた中での話で、買う気には全くならないが。
新旧ノートを比べると、その差はインテリアに大きく出ている。新ノートはティーダクラスも兼ねることになったからだと思うが、明らかに内装や設備が上質になっている。
私の中でイメージがさっぱり良くなかった日産車の中でも、良さを少しでも感じられる車が見つかってちょっと安心。
新ノートは珍しいメダリストで、ゴールドのカラーがなかなかお洒落。
キューブ
やっぱり重い。軽快なノートに乗った後だと、とにかく加速が鈍く、重さを感じる。つくづくこの車は駐車場に停めて車内で過ごすシチュエーションが最も適していると思った。
ウイングロード
何度乗っても印象が残らない。内外装をちょっと変えただけで商用のADバンが出来てしまうのだから、個性の乏しい車だ。
ADバン
ウイングロードの商用版。シルバーのボディに無塗装のバンパー、ウインドウの開閉は手動、小物入れやフックが至る所にあるだけのシンプルさが逆に良い。でも、どうせ買うなら商用に専用開発されたプロボックスの方がいいよね。
タイマーチ
客のためにこの車を用意する時点でもう客がかわいそうに思えてくる。シルバーのマーチの何と地味なこと…
今まで乗った車の中では最下位に位置すると言っても良いくらいだ。いびつなエクステリアデザイン、安っぽさ溢れるインテリア、振動が大きくマナーの悪い3気筒エンジン、マナーの悪いエンジンに付くアイドリングストップ。ヴィッツ並みに軽いステアリング。見事に長所がない。
この日は気温が低めで、コールドスタート後にクリープだけで10km/hは出ただろうか、ATは恐い。
セレナ
ワイパーの拭き取り面積が狭くて驚いた。助手席に座っていると、雨の日はあまり前が見えない。